みんな大好きしろくまさんのご先祖様は、どうやらくろくまさんではないかもしれません。
ふわっふわのヒグマ氏が北極の方にせっせと泳いで渡って、独自の進化を遂げ、色白になったのかと思っていましたが、どうやら違うようです。
ドイツのフランクフルトの研究チームが最新のDNA鑑定を行った結果、
ホッキョクグマはこれまで考えられていたより遥かに歴史は深く、
15万年ほど前にヒグマを祖先として枝分かれしたのではなく、もっっと以前の60万年ほど前から存在していたと考えられるとの論文が発表されました。
つまり、
ホッキョクグマの祖先はヒグマではない可能性が出てきた、ということです。
ホッキョクグマの起源が未だに謎に包まれている理由には、
常に氷原で生活してきたために、その化石が地層に残っていないことが挙げられています。
人間の科学の歴史も浅いですし、これから色んな事が分かってくるんでしょうね。
楽しみです。
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