国の天然記念物「奈良のシカ」が暮らす奈良市の若草山に自生する芝が、DNA鑑定の結果、他の場所では確認例がない固有種であることが京都府立桂高校の調査で分かった。小ぶりだがシカに食べられても次々と葉を出し成長するのが特徴で、シカと共生する独自の進化を遂げた可能性が高い。
指導した片山一平教諭によると、この芝5 件は日本芝5 件の一つである「ノシバ」の一種。若草山5 件の山頂付近に古墳が築かれた4世紀ごろから自生しているとみられる。片山教諭は「千年以上かけた特異な進化の過程はまるでガラパゴスだ。砂漠化したモンゴルの草原のような場所の緑化につなげたい」と話している。
ソース:http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020501001466.html
千年以上かけた特異な進化を、たかだか数年~数十年で砂漠緑化につなげようという若干の無理さはさておき、面白い進化したんだな。
砂漠緑化とか、そういうのは現地の固有種でやらないと、全然解決にならないと思うんだよな。
外来の植物を広めた所で、必ず弊害が出てくるだろう。
まずは砂漠化させないこと、これが第一だな。
よし、春になったら若草山に芝を貪りに行…くかアホめ!
そう言えば若草山からの夜景、結局まだ一回も行けてないや(´・ω・`)