2013年3月28日木曜日

同じ無料配布でもRedBullは欲しくてMonsterは欲しくならない理由


先日、大阪でMonster Energy Drinkを無料で配布しているところに遭遇し、緑のやつが好きな私は「こいつぁチャンスだ!」と息巻いて接近を試みた。
しかし、結果的に私は受け取らなかった。
急に欲しくなくなったのだ。何故だろう?
緑のMonsterはとても好きでエナジードリンクを買うときはほぼ、これを選ぶのに。
Red Bullも配っているが、こっちはお姉ちゃんを追いかけてでも欲しいというのに。

そこで、5W1Hからその違いを比べてみようと思う。
※どちらも大阪の御堂筋沿いです。他の地域はどうか知りません。

Who -誰が配ってるの?-

Red Bull:元気なお姉さん(2人組)
とても気立ての良い、かつ元気なお姉さん2人が、これまた元気になるような笑顔でくれる。
「翼が生えますよ」と言ってくれる場合もある。
もう一本クレメンス!と言いたくなる。

Monster:金髪ギャル1人+若いニイちゃん2人
金髪ギャルが配って、ぷちホスト風のニイちゃん2人は近くで補充および傍観。
お兄さんたちも現場にいるなら配ろうぜ。

When -いつもらえるの?-

Red Bull:昼も夜も(私は仕事帰りの夜のみ)
昼間もRed Bullカーで移動しては配布している様子。
私はいつも、仕事帰りの夜にとぼとぼ歩いているところでもらう。
そう、「仕事帰り」というのがポイントで、家に帰るまでの間の元気がないんだよ。
そこで元気なお姉ちゃんが元気になるドリンクをくれる。
家までの間、翼が生えたように軽く帰ることができる。

Monster:昼のみ?
配ってるのを初めて見たので、他の時間帯にもやっているのか不明。
ただ、正午に配っていたのだが、目的があってこの時間にしているのだろうか?
これからご飯って時にエナジードリンクで済ます人はいなさそうな気もする。

Where -どこでもらえるの?-

Red Bull:街ナカで。ストリートで。
ご存知Red Bullカーで移動しながら、元気が無い人(´・ω・`)を見かけるたびに、止まってくれる。
神出鬼没。
配り終わったら、サッと走り去る。
そりゃレースしても速いわけだ。

Monster:人通りの多いポイントで。
今回見かけたのは、アップルストア心斎橋の前に陣取っていた。
確かに、アメ村の入り口だし、目の付け所は悪くなさそう。
すぐ近くにデカールで飾ったキャデラックのピックアップトラックを停め、120cmくらいある高さのMonster缶をどっしりと構えて、そこから取り出して渡していた。
これは目立つし、いいやんか。
何か、アメリカンだった。

What -何を配ってるの?-

Red Bull:185mlの缶
これはもう、主力商品ですよ。

Monster:355mlの缶(Energy、Khaos)
こちらも、主力の2種類…というか、これしかないやん!

For Whom -ターゲットは誰?-

Red Bull:元気がない人!
仕事帰りのとぼとぼサラリーマンを筆頭に、元気がない、或いは元気を欲しがってそうな人に翼を授けてくれる模様。

Monster:元気がない人?
ここが不明なところ。
エナジードリンクなので、Red Bullと同様の飲み方だろう。
ところが、配っているところを見ると、手当たり次第。
ポケットティッシュ並みに通る人全員にアタック。
結果、ポケットティッシュ並みに受け取ってもらえず。

How -どんな感じで渡してる?-

Red Bull:ハッスルハッスル!
上記にも既述だが、Red Bullガールズがとにかく元気なんだ。
たぶん、もらった人みんなが感じると思うんだが、もらったRed Bullを飲む前に既に元気になってるんだよね。
これは大きなポイントではないかと思う。
これがいい印象となって、購買意欲へとつながるのではなかろうか。

Monster:ハッスル…しようぜ!
ギャルの元気が無い。小さい声で「どうですか〜」と。
配るの1人だから寂しいのは分かるけど、渡す方も元気ないし、もらった人も元気ないやん。
"エナジードリンク"でしょ?

まとめ

こんだけ長々と書いてきたけど、もらおうと思えなかった理由は配ってる人だった。
エナジーを与えるドリンクを配る人がエネルギッシュじゃなかったら、受け取りたくはならない。

Monster Energyはとても美味しいので(Khaosはちょっと…)、商品としては申し分ない。
むしろ、味はRed Bullよりも好きだ。
お気に入りのエナジードリンクの印象が悪くならないためにも、是非、この辺は改善して、ドリンクもスポーツも、いいライバルとして切磋琢磨していって欲しいと思う。

さて、Monster買いに行こうっと。